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秋バテ

2025/10/15 (水)

今年もことのほか暑い夏でした、しかも今年は早くから暑くなり、こちら西日本ではいまだに暑い日が続いています。

『秋バテ』 のお話しです。
夏バテは知っているけれど、秋バテって?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋……たくさんの楽しみのある季節の筈ですが。
これから徐々に本格的な秋。本来なら気候はとてもよく食べ物も美味しいんだけど、身体がだるく何となく体調が悪い、疲労感がある、食欲がわかない、冷え・肩こり・頭痛などがひどい、下痢や便秘になるなどの症状が出てくる方が多いのではと予想されます。

自律神経の乱れ(ストレス)と冷え(血の滞り)こそが『秋バテ』の主な原因です。
簡単に説明しますと、「夏の暑さにやられた」というわかりやすい夏バテと違い、「なんだか不調が続くなぁ」と言うのが秋バテです。夏の冷房や、冷たい物のとりすぎなどで、体の芯は冷えています。そして夏から秋の寒暖差に体の調整が上手くできずに体調を崩してしまう、これが秋バテです。

最近の夏バテは、ここ数年の猛暑のせいで冷房による外との温度・湿度の差が激しく、その急激な変化に、カラダがついていけず、自律神経を乱し、クーラーで身体が冷えきってしまい、血の巡りが滞りがち(つまり瘀血・冷え)になることが多いのです。そうして、本格的に秋になってから、ドッと疲れが出始め、だるさが取れず、疲労感や身体の不調として現れてきます、これが秋バテの始まりです。

もともと秋は、朝晩と日中の温度差が激しいために、風邪を引きやすく、さらに身体が冷えやすいので体調を崩してしまうことも多いのです。
夏の暑さを引きずったまま薄着のままでいたり冷たいものを摂り過ぎると、 身体の表面は暑いのに、身体の中は冷えた状態となるため、夏バテの解消どころか、余計に体調を崩してしまう秋バテになる人が増えるのです。古典的な夏バテは体力がなく胃腸の弱いヒトがなりやすいのですが、秋バテは体力のあるヒトでも陥りやすいものです。

それではその 治療・対処法 についてです。

1. 食事

食事の基本は、1日3食をきちんと規則正しく・バランス良く摂取することです。
冷たいものはなるべく控え、温かいものを食べたり飲んだりするとともに、ゆっくりよく噛んで食べる。どうしても食欲のないときは、量より質。少量でも栄養バランスの良い食事を。
食事の基本は、主食(糖質)+主菜(たんぱく質)+副菜(ビタミン・ミネラル)を意識しましょう。1日3食、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)、ビタミン(野菜や果物など)、ミネラル(牛乳や海草など)をバランスよく組み合わせて、いろいろな種類の食品を摂りましょう。
ビタミンB1を忘れずに補給しましょう。豚肉、うなぎ、大豆、玄米、ほうれん草、ごまなどに多く含まれるビタミンB1が不足すると体内に摂取された栄養をエネルギーに変換しにくくなります。殺菌効力と疲労回復効果のある栄養成分アリシン(ニンニク、ニラ、ねぎ、玉葱、生姜など)を含む食品と一緒に食べるとビタミンB1の吸収率がアップします。また、冷たいものを摂り過ぎないようにしましょう、胃腸をこわしたり、食欲減退の原因になります。クエン酸を含む食品を取り入れましょう。クエン酸(レモン、グレープフルーツ、オレンジ、梅干しなど)は、疲労の原因となる乳酸を排出する機能があります。
また、水分補給についてですが、成人では、通常1日約2.5Lの水分を体内から失うとされおり、意識して水分を摂る必要があります。汗は水分だけでなく、ビタミンやミネラル、特にナトリウム(塩分)の成分が多く排出されます。ペットボトル1本(500ml)あたり、ナトリウム200~400mg、糖質25~30mgが含まれているもので水分補給することが推奨されています。清涼飲料水には、糖質を多く含むものもあり、これによる糖質過多も疲労の原因になりかねません。スポーツドリンクとカロリーのないお茶やお水を上手に取り入れたり、スポーツドリンクを常用として飲む場合は、1.5~2倍に薄めて飲むと良いでしょう。 状況によって、飲む量と種類を選ぶことが大切です。

2. 入浴

一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするために、37~39℃のお湯での入浴(半身浴)がおすすめです。ぬるめのお風呂にゆっくりつかることで、体が睡眠モードに切り替わります。また、冷房などによって冷えてしまった体を温め、体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。

3. 運動

冷房の効いた室内にいることが多かったり、気候が涼しくなったりすると、汗をかきにくくなります。その結果、血行が悪くなり、体内に疲労物質が溜まって疲れやすくなります。朝夕の涼しい時間帯にウォーキングや軽い運動をして、適度に汗をかくようにすることがお勧めです。

4. 室温

まだ冷房の出番がある日がありますが、自分の体調に合わせて温度調節できる服装(カーディガンなど羽織物)、ひざ掛け、靴下、腹巻きなどを準備しましょう

体調がなかなか戻らない方は早めに医療機関を受診ください。

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